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2024.01.17
山の余談4 ナラ枯れ
皆様、こんにちは!
ほんと寒いですね🍂
山間部では雪化粧している山もちらほらみかけます。
茶色や灰色の冬山に
白い雪の帽子も絵になりますね⛄
そういえば
皆様、夏の青々とした山でも
なぜかある…茶色い木…
見たことありませんか??
あれ
「ナラ枯れ」って言います。
ナラ枯れは
ナラ・シイ・カシなどのブナ科樹木(どんぐりの木)が枯れる
森林被害です。
枯れる原因は、病原菌のまん延によるものであり、
その病原菌を媒介する昆虫によって、次々と伝染していきます。
ナラ枯れは長い間虫害とされてきました。
しかし近年の
研究により、ナラ枯れで樹木が枯れる直接の原因は菌類であること、
および、病原菌をカシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」)
が運んでいることが明らかになりました。
カシナガは、体長4.3mm~4.7mm のとても小さな虫です。
ナラやカシ、シイなどブナ科樹木(どんぐりの木)の中でナラ菌を増やし、その菌を食べて、一生を過ごします。
■カシナガの繁殖力
カシナガは、ハチやアリに近い生活を営み、親が幼虫を育てています。
そして、最初に育った幼虫は、次に生まれた幼虫を育てます。
なんと長男・長女が次男・次女を世話し、そして、次々に生まれる三男・三女、四男・四女も世話をしていくので、
一組の親から30~50匹、多くて100匹の子どもが生まれるといわれています!
このように繁殖力が非常に強いため、一気に被害が拡大します!
恐ろしい、、、💦
もしかしたら、このカシナガによって
熊の好物のどんぐりが減って熊が増えているのでしょうかね??
コウエイも
どんぐり植えようかな🌳🌳
植えだしたら
応援してください♪
杉山