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2025.01.08
山の余談⑥ 🐻くま🐻
明けましておめでとうございます☼
本年もよろしくお願いいたします。
今年もコウエイは全力で頑張ります。
ところで
最近、ほんと寒いですよね。
冬ですね。。。⛄
春が待ち遠しいですね🌸🍃
しかし、自然界には
人よりも春を待ち望んでいる
「〇〇」がいます。
そう!みんな、おわかり!!!
「くま」さんです。
今回の山の余談は
熊についての
お話です。
一言で熊・くま・・クマ・・・といっても
世界中には8種類の熊います。
今回の熊についてと言っても
日本本州に住むツキノワグマについて
お話致します。🐻
ツキノワグマは、首の付け根に三日月状の白斑があることから、その名がつけられてます。
食性は、フキ、ゼンマイ、スズコ、ブナ、ミズナラ、クルミ、ヤマブドウの実など植物食に偏った雑食との報告があり、
特に好物のブナやミズナラなどの「ドングリ」が山に豊富に実った年には、
ツキノワグマの里での出没件数が減少すると考えられています。
逆に山の実りが少ない年は、農林業被害や人里の残飯荒しなどの
報告が相次いでいます。
ツキノワグマの生息環境に適している奥山の広葉樹の減少が
原因とも言われています。
どんぐりの豊作、凶作はサイクルがあり、
ちなみに森林動物研究センターが
兵庫県下のドングリ類(堅果類)の豊凶調査を実施したところ、
2024年秋のドングリ類の実りは、
全体としては14年ぶりの「大凶」であることが判明しました、、、
昨年の秋のクマ出没ニュースは因果関係があります。
そしてどんぐりには豊凶以外にも
大きな問題があります。
それが、以前、「山の余談④」でお伝えした
ナラ枯れです。
ナラの木が立ち枯れしちます。↓↓
ナラ枯れでどんぐりが豊凶関係なく減少しています。
山の余談④でお伝えした通り
ナラ枯れには、山の荒廃が原因で
それにより
ナラ菌を持ったキクイ虫が増える➡ナラ菌によって樹木が病気におかされる➡木が枯れる➡どんぐりが減る、、、
ナラ枯れには人間の
山への不干渉に問題があります。
ある意味
熊さんも被害者なのかもね。
やはり適度な間伐や山の保全が生物多様性を
支えているのですね。
あっ。。。またいつものごとく
本題の余談からそれてしまいました((笑))
ちなみに、この可愛いツキノワグマさん
見かけによらず
走るのめっちゃ早いんです!
なんと時速50㎞で走れます!!!
ちなみに人類最速のウサイン・ボルト様で時速42㎞です。
はい。我々は走っても勝てません👟👟(笑)
ということで
まずはクマにあわないこと!!!
熊対策で以下をお守りください🥺
- 目撃等情報に注意しよう!
入山する場合は、事前に新聞・ラジオ等のマスコミ情報や地元市町村等からクマの目撃等情報を入手し、危険なところには近づかないことが大事です。 - クマに自分の存在を知らせよう!
山にはクマをはじめ多くの野生生物が生息しています。「自分」の存在をクマや他の動物に分かってもらいましょう。
そのためには・・・複数人数で入山したり、クマ鈴やラジオを携帯して音を鳴らす、皆で大声でしゃべるなどしながら歩きましょう。
クマ鈴はアウトドアショップ等で販売されています。
クマが人間の存在に気がつかず、バッタリと出会ってしまう状況が一番危険です。また、山菜取り等で夢中になり、山道から逸れてヤブに入ることは、クマに出会いやすく、大変危険です。 - 活動時間や気象状況に気をつけよう!
クマの活動時間帯は、朝夕・黎明薄暮時です。この時間帯での行動は特に注意してください。(天気が悪くて薄暗い日は、昼間も活動することがあります。)
また、霧や風のある気象状況や沢沿いは、クマも注意力が散漫になります。注意して行動してください。 - ゴミ等は放置せず、持ち帰ろう!!
最近のクマは入山者が山に捨ててしまうゴミ等を食べることがあります。ゴミを食べるようになったクマは「人間は食べ物を持っている」と学習し、意識的に人間に近づくようになり、周辺住民や後から入山する人を危険な状態に陥れることになります。
ゴミは自分で持ち帰るようにし、キャンプの際の食料等も野外やテント内に放置せず、クマがとれないような場所に保管しましょう。 - クマの痕跡をみつけたら、その場を離れよう!!
山を歩いていると、木の樹皮にクマの爪痕や、地面にフンや足跡、樹上には餌を食べるために作った棚のようなもの(クマ棚)を見かけるときがあります。このようなものを見つけたら、近くにクマがいると思って行動し、出来るだけ引き返してください。
以上
熊と人が共存できるようコウエイも力を尽くします。
山に対するサポートはくまなく、おこないます(笑)♪
これからもコウエイを宜しくお願い致します。
コウエイCSO杉山